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FIREを目指す40代が今すぐ見直すべき保険の考え方

経済的自由

はじめに

保険証券をファイルから引っ張り出したのは久しぶりだった。 社会人になりたての頃に勧められるまま加入した生命保険。 結婚を機に追加した医療保険。 毎月の引き落としが当たり前すぎて、中身を確認することすらなくなっていた。

ある日、家計の固定費を洗い出してみた。 保険料の合計を見て手が止まった。 ——この金額を、自分は「安心」だと思い込んでいたのだ。

保険は”安心”ではなく”不安の先送り”だった

保険に入っている理由を自分に問いかけてみた。 「万が一のため」「家族が困らないように」。 もっともらしい答えが返ってくる。

だが冷静に考えると、加入時と今では状況がまるで違う。 子どもの年齢も変わった。 貯蓄額も変わった。 公的保障の仕組みすら、当時は理解していなかった。

不安を感じるたびに保険を重ねてきただけではないだろうか。 保険は「安心」ではなく「不安の先送り」だったのかもしれない。

40代が見直すべき3つのポイント

具体的に見直したい視点は3つある。

・貯蓄型保険の利回りを確認する 返戻率が低いまま資金が拘束されている場合、その分を運用に回す方が合理的なことがある。

・公的保障でカバーできる範囲を知る 高額療養費制度や遺族年金の存在を正確に把握するだけで、民間保険の必要額は大きく変わる。

・保険料を「機会損失」として捉える 毎月の保険料が投資に回っていたら——その差額を10年単位で試算すると、驚くほどの差になる。

重要なのは「保険をやめる」ことではない。 「今の自分に合っているか」を問い直すことだ。

必要な保険と不要な保険の線引き

すべての保険が無駄だとは思わない。 掛け捨ての生命保険は、子どもが小さいうちは合理的な選択だ。 自動車保険や火災保険のように、損害額が巨大になるリスクには保険で備える意味がある。

一方で疑ったほうがいいものもある。

・入院日額5,000円の医療保険

・特約が何層にも重なった生命保険

・「元本保証」を謳う貯蓄型商品

これらは「安心の上乗せ」に見えて、実は資産形成の足を引っ張っている可能性がある。 保険で備えるべきは「起きたら人生が破綻するリスク」だけだ。 それ以外は、貯蓄と投資で備えるほうが柔軟性が高い。

保険の見直しがFIREに直結する理由

FIREを目指す過程で最も効くのは、収入を上げることではない。 固定費を下げることだ。

保険料は固定費の中でも「聖域」になりやすい。 「家族のため」という言葉が盾になって、見直しを遠ざける。 だが本当に家族を守りたいなら、資産そのものを増やす方が確実ではないだろうか。

保険料を月1万円減らせたとする。 年間12万円。10年で120万円。 その資金を運用に回せば、経済的自由への距離は確実に縮まる。 選択肢を持つための原資は、意外と足元に眠っている。

まとめ

保険を見直すことは、不安と向き合うことでもある。 怖いから保険に入る。 その構造に気づくだけで、お金との付き合い方が変わる。

今日ひとつだけ、やってみてほしい。 保険証券を開いて「この保障は、今の自分に本当に必要か」と問いかけてみること。 答えはきっと、加入した頃とは違っているはずだ。

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