はじめに
「投資で結果を出すには、努力が必要だ」
そう思っていた時期が、私にもありました。
勉強、分析、タイミング、情報収集…。
でも、頑張れば頑張るほど、心が疲れていったのです。
あるとき気づきました。
投資は“がんばらない方が、うまくいく”こともあると。
今回はそんな「リラックス資産形成論」についてお話しします。
情報疲れと投資ストレス
SNSやYouTubeでは「今すぐ買うべき株」や「売り時」の情報があふれています。
それをすべて追いかけるのは、正直しんどい。
“情報を知っていないと負ける”というプレッシャーは、
投資を「自分を責めるゲーム」に変えてしまうことがあります。
けれど、資産形成はマラソンです。
毎日100点の判断ができなくても、完走する方が大切。
自動化という“やさしい選択”
私はインデックス投資に切り替えてから、
月一度の積立設定と定期的な資産チェックだけにしました。
すると、投資が「仕事」から「生活の一部」に変わっていったのです。
ストレスも減り、気持ちも穏やかに。
自動化は、「投資の自律神経」を整える行為かもしれません。
「力を抜く」ことは、あきらめじゃない
がんばらない投資とは、投げ出すことではありません。
大切なものに“気持ちのリソース”を使えるようにするための選択です。
本業や家族、趣味や健康に集中しながら、
お金にも少しずつ働いてもらう——
その自然体こそ、長く続ける鍵だと感じています。
まとめ
「もっと勉強しなきゃ」「もっと増やさなきゃ」と思う気持ちは、
あなたが真面目に投資と向き合っている証拠です。
でも、力を抜いても、人生は豊かになれます。
リラックスして、自分にとってちょうどいい形で投資を続ける。
それが「頑張らない資産形成」のすすめです。
