はじめに
「習い事やめたい」――そんな一言に、ドキッとしたことはありませんか?
親としては複雑な気持ちになりますよね。将来のためにと思って始めたけれど、子どもが楽しめていないなら意味がない。でも、経済的な負担もある…。今回は、わが家で起きたリアルなやり取りと、そこから見直した家計の考え方についてお話しします。
子どもの「やめたい」には理由がある
ある日、10歳の娘が「ピアノやめたい」と口にしました。驚きましたが、怒らずに「どうして?」と聞くと、学校の宿題が忙しくて練習が苦痛だとのこと。
このとき私が返したのは、「やめてもいいけど、“やめる理由”と“続けない未来”を一緒に考えよう」という一言。選択の自由と同時に、家計の話も交えて、続ける・やめるどちらにも納得できる道を一緒に探すことにしました。
習い事の家計負担、見直すきっかけに
ピアノの月謝は約8,000円。1年続けると約10万円弱。この金額が「学び」になっているなら必要経費。でも、ただ“惰性”で通っていたなら、それは投資効果が薄い支出です。
子どもの「やめたい」は、親にとっても“価値の再評価”のチャンス。習い事は教育だけでなく、家計のバランスの中で位置づけるべき存在なのだと気づきました。
一緒に選ぶ「お金と時間の使い方」
結果的に、娘は1年間だけ続けることを自分で決めました。期限を区切ってみることで、本人の意志が尊重され、親も納得しやすい形になりました。
この経験から学んだのは、「子どもにも“選ぶ力”を育てること」こそが、未来の金銭感覚を育てる第一歩ということ。家計の中での優先順位を子どもと一緒に考える時間は、貯金よりも大切な“資産”になると感じています。
おわりに
習い事の選択は、教育と家計、そして親子の関係が交差する繊細なテーマ。でも、「やめたい」をきっかけにした会話は、子どもとの信頼関係と家計の見直しを同時に深めてくれます。
家計管理は数字だけではなく、“対話”の積み重ねでもある――そう実感した出来事でした。