はじめに
資産形成やFIREを目指していると、
「少しでも節約しなきゃ」と思うあまり、
いつの間にか“節約そのものが目的”になってしまうことがあります。
でも、時間や心をすり減らしてまで続けていた節約。
やめてみたら──
「これ、実はそんなに意味なかったかも」と気づくことも。
今回は、実体験をもとに、
やめたら心が軽くなった節約習慣をご紹介します。
やめてスッキリした“節約習慣”3選
1. 何件もスーパーをはしごする
数十円安い商品を求めて、何軒も店を回る。
交通費と時間、体力を考えたら、
得られる金額以上に大きなコストを払っていたと気づきました。
▶︎ 教訓:「時間と手間」も見えないコスト。
2. 無理に安物を選ぶ
とにかく安い日用品や衣類を選んでいたけれど、
すぐに壊れたり、使い心地が悪くて結局買い直すことに。
「長く使える品質」にお金をかけたほうが、結果的に節約になりました。
▶︎ 教訓:「初期コスト」より「トータルコスト」を見る。
3. ポイント目当ての無駄な買い物
ポイント倍増日を狙って不要なものを買ってしまう。
結局、“ポイント分以上の出費”をしてしまっていたことに反省。
必要なものを必要なときに、シンプルに買うほうがトータルで得でした。
▶︎ 教訓:「お得」は時に「無駄」を呼び込む。
まとめ
節約は、未来の自由を手に入れるための大切な手段です。
でも、“何のためにやっているのか”を見失うと、
心をすり減らすだけの行動になってしまいます。
お金だけでなく、時間もエネルギーも、有限な資源。
「これ、本当に意味があるかな?」と、
ときどき立ち止まって見直す習慣が、
あなたの資産形成をもっと豊かで、軽やかなものにしてくれるはずです。