全世界株式を選んでから、ニュースの見方が変わった日

経済的自由
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はじめに

全世界株式インデックスを選んだ瞬間、私のニュースの見方は大きく変わりました。それまでは、株価が上がった・下がった、為替が円高になった・円安になった、といった一つひとつの出来事に一喜一憂していました。しかし、投資の軸を「全世界」に広げたことで、ニュースが“点”ではなく“面”で見えるようになったのです。

1. 個別の国や業種への執着が薄れる

以前は「日本経済が心配だ」「米国株が下がったらどうしよう」と、特定の国や市場に気持ちを引っ張られていました。しかし全世界株式は、先進国も新興国も含めて幅広く投資します。結果、どこか一国が不調でも他が支えるという安心感が生まれ、ニュースを冷静に受け止められるようになりました。

2. 短期的な変動より長期的な流れを見るようになる

全世界株式を保有していると、目先の株価変動はあまり意味を持たなくなります。大事なのは、世界経済全体が長期的に成長していくかどうか。自然とニュースを「今後10年に影響するか」という視点で見るようになりました。

3. 「世界の動き」を学ぶきっかけになる

全世界株式を持つことで、自分の資産は世界中に散らばっています。そのため、欧州の政治や新興国の経済政策、アジアの成長産業など、これまで関心が薄かった地域や分野のニュースにも自然と目を通すようになりました。

4. 心の安定につながる

投資対象を世界全体に広げることで、「この国がダメなら終わり」という不安が薄れます。ニュースに踊らされず、「長期では世界経済は成長する」という前提で構えていられる。この安定感こそ、全世界株式を選んで得られた最大の変化です。

おわりに

全世界株式は、資産分散のための手段であると同時に、ニュースの見方や心の持ち方まで変えてくれます。投資を続けるほど、世界全体のつながりが見え、自分の判断もぶれにくくなるのです。

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