はじめに
投資を始めたばかりの頃や、相場が下がったとき、
「これで本当に大丈夫なのか…」と、不安になることはありませんか？
実はその不安、ちょっとした“記録”によって和らげることができます。
それが、「1日5分の投資日記」。
この記事では、投資初心者でもすぐに始められて、
**心の安定と継続力を育てる“投資日記の習慣”**について紹介します。
投資日記とは？──お金の“感情ログ”を残すもの
投資日記というと、資産の増減や数字の記録をイメージしがちですが、
それよりも大切なのは、**“その日の気持ち”や“考えたこと”**を残すことです。
📌 書く内容はこんな感じ：
- 今日の相場を見てどう感じたか
- 積立額や新たに買った商品
- 今後の方針や気づき
- 「不安」「安心」「もっと調べたい」などの感情
💡 数字より**「気持ちの変化」を可視化することで、不安の正体が見えてきます。**
なぜ「書くだけ」で不安が減るのか？
人は不安を感じるとき、それが漠然としていることが多いもの。
でも、紙に書き出すと…
✔ 「自分は思ったより冷静だ」と気づける
✔ 感情が整理されて、冷静な判断ができる
✔ 同じようなパターンに気づいて、自分の投資スタイルが見えてくる
💬 「なんとなく不安」→「具体的に不安な理由が分かる」だけでも、心は大きく安定します。
毎日5分、どんなことを書けばいい？
5分で書ける内容でOK。
スマホのメモでも、手帳でも、フォーマットは自由です。
📖 例）投資日記のテンプレ（書きやすい4項目）
- 今日の相場やニュースで気になったこと
- 自分の資産の動き（見た or 見なかったでもOK）
- そのとき感じた気持ち（不安／安心／様子見 など）
- 今日のひとこと（学び・自分へのメッセージ）
💡 ポイントは、“よく書こう”とせず、とにかく続けること。
「今日は何もなかった」でさえ、立派な記録です。
投資日記を続けると得られる3つの効果
✔ ① 感情に流されにくくなる
過去の自分の記録を見ることで、「この下落も以前あったな」と思え、冷静に判断しやすくなります。
✔ ② 投資方針に一貫性が生まれる
その時々の迷いやブレが記録されているので、
「自分がなぜこの運用を選んでいるのか」が見えやすくなります。
✔ ③ “積み重ねの実感”が得られる
資産額がすぐに増えなくても、記録を見返すと自分の努力や継続が見えるため、モチベーションが保てます。
投資日記は「未来の自分」への贈り物
今の不安や気づきを記録することは、
将来の自分が同じ局面に立ったときの**“大きなヒント”**になります。
✔ 相場が下がったときにどう感じたか
✔ そのとき何をしたか、しなかったか
✔ 結果的にどうなったか
それは、資産のグラフよりもずっと**価値ある“あなたの投資履歴”**です。
まとめ：不安な時代こそ、“自分の声”を記録する習慣を
✔ 投資日記は、数字ではなく「気持ち」を記録するもの
✔ 書くだけで、不安の輪郭が見え、冷静さが戻ってくる
✔ 続けることで、感情に流されない投資スタイルが育つ
投資とは、お金の運用であると同時に、「自分の感情との付き合い」でもあります。
たった5分でできる習慣が、長期投資を続ける強い味方になります。
さあ、今日から“未来のあなた”のために、1行だけでも書いてみませんか？
